知足山 龍華寺

鎌倉の外港として栄えた武州金沢に整然とたたずむ古刹「龍華寺(りゅうげじ)」。寺のおこりは、文治年中(1185〜1190)に源頼朝が六浦山中に創建した浄願寺で、明応8年(1499)に融弁上人によって現在の地にあった光徳寺と併合され、移築されました。

通算八百年もの歴史のなかで、複数の寺院の統廃合があった関係上、貴重な宝物も多く、旧本尊「弥勒菩薩坐像」(室町時代)のほか、「脱活乾漆造菩薩坐像」(天平時代)、「木造阿弥陀如来坐像」(平安時代)、「地蔵菩薩坐像」「木造龍頭」(室町時代)などが、横浜市指定文化財となっています。また、境内には、四季折々の草花が咲き誇り「華の寺」として、多くの皆様に親しまれています。

なお、本山は京都、御室(おむろ)、仁和寺(にんなじ)です。

  • 知足山 龍華寺 本堂内イメージ

年中行事

  • 1月1日、元日祈祷及び大黒天護摩供修行
  • 1月1日〜10日、横浜金沢七福神御開帳
  • 1月28日、初不動護摩供修行
  • 3月21日、正御影供
  • 4月8日、花まつり釈尊降誕会
  • 8月9日、施餓鬼法要
  • 10月21日、開山忌法要
  • 12月31日、除夜の鐘

春秋彼岸法要(中日)
7、8月お盆棚経
毎月第一日曜日写経会
御室流華道教室
茶道教室